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(創業支援)TakajimaTomatoFarm

見た目などが理由で美味しいのに出荷できないトマトたちを親子で楽しめる美味しくてお洒落なハヤシライスに

事業者名
TakajimaTomatoFarm

美味しいけど出荷することのできないトマトたち

TakajimaTomatoFarmの畑は熊本県内でも有数のトマトの名産地、玉名にある。毎日の収穫で出る傷や割れのあるトマト。ほんの少しの傷でも規格外品となり、価値が下がる。出荷すること自体は可能だが、その価格はトマトを入れて出荷する段ボールより安い。出荷作業なども考慮すると出荷すれば赤字になってしまい、出荷できない状況だ。 そんな現状を「愛情込めて育てたトマトなのに、やっぱりもったいない」と考え、髙島さんは合志市の実家で無人販売を始めた。1袋200円。それでも毎日出る規格外トマトの量からするとほんの一部だった。

出荷できないトマトで作ったトマトソース

そこで出荷できないトマトを使用し、トマトソースを作ってみた。自家用に作ったので自宅で使用するか、親戚に配るかだったが、味は好評だった。そこで、このトマトソースを使用して年間通してトマトを楽しんでもらえる、トマト農家だからこそできるメニューを開発し、キッチンカーで販売してみようと考えた。まずは”TakajimaTomatoFarm”という名前を知ってもらうだけでも、そんな思いでこの挑戦がスタートした。

母の視点を活かしつつ”映え”にもこだわった商品開発

髙島さん自身1児の母ということもあり「子供も食べやすい、親御さんも買いやすい」を視点に商品開発を行った。トマト本来の味わいを楽しめ、親子で食べることができ、夏にも美味しく食べられるメインメニューをとハヤシライスに決定。見た目にもこだわり、トマトの赤に映えるよう紫キャベツのマリネとれんこんチップスをトッピングした。

トマトソースを使用したレシピ開発

夏のイメージが強いトマトですが、髙島さんが育てるトマトの旬は10月〜6月。その時期に収穫し加工したトマトソースを使って夏にトマト本来の美味しさを味わっていただく。黒糖やバター、デミグラスソースを使用し、コクをプラスした味わいは一度食べたら忘れられない。農家だからこそ作れる完熟トマトをふんだんに使用した「愛情たっぷりで育った完熟トマトのハヤシライス」をぜひご堪能あれ。

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